米国は、中国や北朝鮮など8カ国を「宗教の自由侵害国」と指定し、2007年の年次報告書で発表したという。中国では、外国人宣教師ら100人以上を国外追放するなど、北京五輪を控え教会への締め付けがあるという。北朝鮮に関しては、「世界で最も宗教の自由を侵害している国と言っていい」としている。8カ国は中国、北朝鮮、ミャンマー、エリトリア、イラン、サウジアラビア、スーダン、ウズベキスタン。
→ 『中国、五輪前に宗教弾圧』 米年次報告書『懸念される国』に指定 (2007-9-15)
→ 北京五輪控え教会締め付け=中国、宣教師100人以上追放か-米報告書 (2007-9-15)
→ 中国、五輪に向け教会活動規制・米報告書が批判 (2007-9-15)
→ 信教の自由、8カ国に懸念 米国務省が年次報告書 (2007-9-15)
→ 米国務省、中国など8か国を「宗教の自由侵害国」に指定 (2007-9-15)
→ 中国、五輪に向け教会活動規制――米報告書が批判 (2007-9-15)
中国は、ダライ・ラマ、パンチェン・ラマなど「活仏転生」に、中国政府から「活仏証明書」を発行するなど、チベット仏教指導者を事実上、中国政府が選出するとしており、批判がある。
→ 中国が「活仏転生」許可制 チベット族激怒 (2007-8-7)
ドイツのメルケル首相は、ベルリンでダライ・ラマと会談するという。
→ メルケル首相、ダライ・ラマと会談へ…中国政府は反発 (2007-9-15)
→ Merkel to meet with Dalai Lama (2007-9-16)