日曜日, 7月 12, 2009

農地囲い込み 国際的な行動規範が必要だ(7月12日付・読売社説)

イタリアのラクイラで開催されたサミットで、農地取得に関する国際ルールについての協議がなされたという。

農地囲い込み 国際的な行動規範が必要だ(7月12日付・読売社説)

首脳宣言では、食料の安定確保、あるいはバイオ燃料など投資の対象として、発展途上国の農地を借り上げ、「囲い込む」動きについての懸念が記されている。

ラクイラ会議

大規模なものとしては、中国がコンゴで280万ヘクタールもの土地を囲い込み、バイオ燃料のためのオイルパームを生産しているケースなどがある。

国際食料政策研究所 外国土地投資行動規準 投資相手国からの輸出禁止も

韓国の大宇がマダガスカルに耕作可能な農地の半分という大規模な農地を借り上げる契約を締結し、直後にクーデターが発生したケースがある。大宇は借り上げ面積を縮小して計画を継続するという。

韓国企業に農地の半分無料貸与 国民反発で大統領退陣 マダガスカル (2009-3-21)