ASEAN外相会議は20日、ビルマ(ミャンマー)のアウン・サン・スー・チーさんの名前を明記し、全政治犯の即時解放を要請した声明を発表したという。
ビルマ軍政は、NLD党員20人以上を一時拘束し、スー・チーさんの裁判の前に牽制をかけたとみられているという。
ビルマでは、モン族が政府軍への編入を拒否、軍政による少数民族勢力をつぶそうという意図が明らかとして戦闘再開の恐れに言及したという。
ビルマに核・ミサイル開発に転用可能な磁気測定装置を不正輸出未遂事件で、横浜地検は20日、北朝鮮系の商社と輸出代理店とその社長を起訴したという。
起訴されたのは、北朝鮮系の商社「東興貿易」社長李慶鎬氏と輸出代理店「大協産業」社長武藤裕彦氏と、法人としての大協産業という。
磁気測定装置はウラン濃縮を行う遠心分離機の調整に使われるという。
→ スー・チーさん解放、共同声明で求める ASEAN外相 (2009-7-20)
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