水曜日, 3月 26, 2008

チベット:ラサを報道機関19社に公開 中国・暴動後初

チベットにおいて中国政府はデモを武力弾圧し、デモ隊に発砲、拘束者を拷問死させたという非難がある。さらに、これまで中国政府は報道陣をチベットから退去させ、入国を禁じていた。しかし、国際世論の高まりに応じ、26日、中国政府はAP通信、共同通信など中国政府の選んだ都合のいい19社を「取材ツアー」に招待したという。

一方で、デモに対する弾圧が続いているという情報がある。すべての家から住民を拘束し、負傷したチベット人に治療を受けさせない、僧院への水と食料を断ち僧侶らを餓死させているという。中国政府のデモおよびチベット人に対する武力行使を非難し、国際的に北京五輪ボイコットの運動が高まっている。 チベットでは、家族が欠けていない家はないというペマ・ギャルポ氏は述べている。

ベルギーのレインデルス副首相兼財務相は、北京五輪開会式の不参加を検討すると発表したという。これまで、ペテリングEU議長、サルコジ仏大統領が、北京五輪開会式の不参加を示唆している。米国では、与野党から政府の毅然とした対応を求める動きがあるという。

中国政府を支援する企業に対しても、非難が高まっている。「Yahoo! China」に対しては、中国当局が危険視するチベット人の写真を掲載し、チベット人を危険にさらしたことで、フリー・チベット・キャンペーンのWhitticase代表は「自治区で独立運動を行っている人たちには公正な裁判を受ける権利などなく、1度逮捕されたら、処刑か長い独房生活しか待っていないということは、彼らも知っているはずだ」と、Yahoo!ボイコットを提案しているという。

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ダライラマへの支援を訴える署名運動を行っている、AVAAZ.ORG では、100万人以上の署名が集まったという。

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