高血圧・メタボリックシンドロームなどの診察指針を作成した国公立大学医学部の医師11人に対し、高血圧などの薬品メーカーから02~03年の3年間で計14億円の寄付があったという。
調査した48大学では、診察指針作成に関わった医師の87%が、該当の病気の治療薬メーカーから寄付金を受領していたという。寄付金の総額は約262億円で、製薬会社がそのうち約60%を占めるという。賄賂で特定メーカーに有利な診察指針を作成しているという懸念があるという。
福島・奈良県立医大は、寄付金の内訳を明らかにしなかったという。
→ 高血圧、メタボなど…指針作成医9割へ製薬企業から寄付金 (2008-3-29)
一方で、医療費は値上げされている。
→ ガソリンだけじゃない 4月から大きく変わる「医療」