ビルマ(ミャンマー)の首都ヤンゴンより80kmに位置するバゴーで、政府の燃料価格値上げに対するデモが行われ、軍事政権は一時50人を拘束したという。
ビルマ国連人道調整官のペトリー氏によると、ビルマでは90%の住民が一日一ドル以下で生活する貧困線以下の生活を余儀なくされているという。軍事政府は、燃料価格を一夜にして5倍にまで引き上げたため、ヤンゴンでデモが行われ、当局は、ミン・コ・ナイン氏を含め12人の活動家を悪名高いインセイン刑務所に送り、裁判にかけると脅しているという。
ビルマでは、1100人以上の政治犯が拘束されており、虐待と拷問が行われているとして非難がある。ミン・コ・ナイン氏は、15年間投獄されていたという。
→ 地方にデモ拡大、物価高騰に反発 ミャンマー (2007-8-28)
→ バゴーで反政府デモ、50人を一時拘束 ミャンマー軍政 (2007-8-27)
→ United Nations warns fuel price hikes could worsen Myanmar's economic situation(2007-8-27)
→ Fear descends on Yangon after crackdown (2007-8-26)
→ Protesters defy junta crackdown in Myanmar town (2007-8-27)
→ ミャンマー西部の都市で最大規模のデモ、僧侶も初参加 (2007-8-28)
→ 燃料費大幅値上げ、ミャンマー西部で僧侶含む300人デモ 11人拘束 (2007-8-28)
→ Fresh fuel protests held in Burma (2007-8-28)