”スーダン西部のダルフール地方で、2007年現在も進行中の、スーダン政府に支援されたアラブ系による「ジャンジャウィード」と呼ばれる民兵と地域の非アラブ系住民との間に起きている民族紛争”によって、ジェノサイドなど人道危機が批判されているスーダンのダルフールへ、過去最大規模の2万6000人のPKO部隊を、年内に展開するという決議案が、国連の安保理で、全会一致で採択されたという。ダルフール地方では、過去4年間で、210万人以上が避難民となり、20万人が死亡している。PKO部隊は、現在ダルフールに駐留している、7000人のAU部隊を吸収する形で派遣されるという。
政府は、スーダンを含めたスーダンやチャド、ジンバブエ、リベリア、シエラレオネ、アフガニスタンとパレスチナ自治区に対し、32億円の援助を発表している。
→ ダルフールへの部隊派遣決議=過去最大のPKO、年内発足-国連安保理 (2007-8-1)
→ ダルフールへ国連PKO 安保理が決議採択 (2007-8-1)
→ 史上最大2万6千のPKO部隊、スーダン派遣…安保理決議 (2007-8-1)
→ スーダンなどに32億円援助 (2007-8-1)