木曜日, 6月 03, 2010

【哨戒艦撃沈】韓国高官が安保理議長と会談「用意はできている」

北朝鮮の魚雷攻撃により沈没したとされる韓国の哨戒艦「天安」問題を巡り、韓国の千英宇第二外務次官は2日、メキシコのヘラー国連大使と会談し、記者会見で国連安保理に提起する用意は整っていると述べたという。

ヘラー国連大使は、「46人が死亡したという悲劇的な事件を議題から外すことはできない」と述べており、安保理提訴の際には適切に対応すると述べたという。

オバマ米大統領は2日、魚雷攻撃を安保理の場も含め北朝鮮の責任を追及すると述べている。

【哨戒艦撃沈】韓国高官が安保理議長と会談「用意はできている」 (2010-6-3)
哨戒艦事件 安保理議長と会談 (2010-6-3)
米大統領“北の責任を追及” (2010-6-3)

次期首相と目される菅直人民主党副幹事長の出方については未知数であるが、菅副幹事長は次のように述べている。

北朝鮮は、日本に比べてGDPでは200分の1、韓国に比べても20分の1以下の、経済的には小さな国ではありますが、その脅威は核ミサイルを除けば日本自身の防衛努力で十分対応できるものであると思います。拉致犯罪や不審船などに対して政府のこれまでの対応が十分できなかったのは、国としての危機管理意識があまりにも希薄で、その上、縦割り官僚組織の無責任な事なかれ主義が原因です。このことには私たち政治家の責任も大きく、反省をしなくてはなりません。イラクと違って北朝鮮は、韓国、中国、ロシアといった軍事的にも経済的にも大きな力を持つ国々が取り囲んでいます。北朝鮮問題については、核についてはアメリカの関与が欠かせませんが、他の問題はアジアの関係国が協力すれば、解決の道は開かれると思うわけであります。そして平和的に北朝鮮問題が解決されれば、東北アジアという地域は将来の経済発展の大きな可能性を持つ地域として再認識をされることになると思います。
(民主党2004年度定期大会 菅直人代表挨拶)


フセインやスターリンの銅像が倒れた歴史の中で、北朝鮮のあの大きな銅像も倒れる日が来ると確信している(西村眞悟の選挙応援演説)