日曜日, 6月 20, 2010

ナゴルノカラバフでアルメニア兵士4人、アゼルバイジャン兵士1人が死亡


ナゴルノカラバフでは18日、民族間の衝突でアルメニア軍兵士が4人死亡し4人が負傷、アゼルバイジャン軍の兵士1人が死亡したという。

Four Armenians and one Azeri killed in Karabakh clash (2010-6-19)


アルメニアとアゼルバイジャンはロシア革命後ソ連に共和国として組み込まれた。ソ連はナゴルノカラバフをアゼルバイジャンに帰属させている。両国は同地をめぐって争い、ナゴルノカラバフ戦争(1988年~1994年)を引き起こした。フランスとロシアが調停した停戦条約に反し、ナゴルノカラバフはアルメニアに実効支配されている。アルメニアのサルキシャン大統領はナゴルノカラバフ自治州出身であり、自治州出身の政治家は同国の与党の大きな派閥をなしているという。

アゼルバイジャンはシーア派のイスラム教の国であり、イランが停戦調停を試みている。軍事援助しているという記述もある。オイルマネーで潤うアゼルバイジャンは軍備を拡大しているという。

 → アジアクロスロード 「非常事態宣言 緊迫アルメニア情勢」 

アルメニアはロシアが軍事援助しており、EUおよび米国はアゼルバイジャンを支援している。