米上下両院は14日まで、沖縄の海兵隊のグアム移転費を含む2010年度の軍事施設建設に関する予算を可決したという。
→ グアム移転費3億ドルを可決=オバマ大統領に提出-米上下両院 (2009-12-15)
基地移転問題は、在日米軍のグアム移転に関連するらしい。グアムへの全移転を防ぐために移転費用を払い、一部を駐留させたという。利権だという意見がある。
→ 普天間返還、頓挫の危機=対米関係、難局に (20009-12-15)
→ 官僚が隠す沖縄海兵隊グアム全移転
→ 日本の税金で米領基地強化
→ 普天間移設「混迷の一因は利権」と守屋元次官 (2009-12-09)
移転に関し、中国への牽制という意味で、米軍のプレゼンスを要請する声がある。
米軍のプレゼンスは、中国が多数を保有する揚陸艦での沖縄上陸を牽制できる、米軍に協力しているという実績を作り上げるという意見がある。
軍事バランスの点で、230万の兵を持ち、原子力潜水艦・空母、原子・中性子・水爆を持つ中国の軍縮となることを望みたいものである。
正当性とは、ある基準に基づき、状況を判断した結果をいう。判断も、「たががはずれた」と見るか、「一時的」と見るかで過小評価・過大評価の判断が異なるだろう。意思を持つということは、結果に、あるいは結果に対する判断に左右されることと同意である。だから人は判断をためらい、基準を作らず、癒着によってその日を過ごす。安定した衝突の少ない社会を目指すなら、文化的な特質として評価するべきである。今日も何も考えずに済んだ。平和な一日が過ぎていく。明日も同じような日が続くだろう。