火曜日, 7月 24, 2007

07参院選:8氏、各地で熱弁 ラストサンデー、支持拡大へ走る /千葉

参院選が迫っているが、特に選挙区制での立候補者の情報源が少ない。情報は、持っている人間が提供するのがルールだろうと思うので、知りえた限りの情報を書いておこうと思う。

千葉県区の参議院選挙の立候補者の顔ぶれは、新人が多い。

松下政経塾出のもと衆議院議員(長浜博行・民)、「地盤・看板・カバン」のもと浜公秘書・県議(石井準一・自)、東京電力労働組合出の県議(加賀谷健・民)、企業家の新人(白須賀貴樹・自)など、このあたりを語る評が多い。共産党の候補(浅野史子)は、何回目かの出馬で名が知れているという。歌う社民党候補(青木和美)はもと先生、国民新党の新人(岩渕美智子)は福祉関係の教授。無所属のもと自民(本間進・無)は今回公認を得られなかったという。

07参院選:8氏、各地で熱弁 ラストサンデー、支持拡大へ走る /千葉 (2007-7-23)

有効な票を、どのように使うか。

松下政経塾は、いわゆる保守である。つまり、剣道や華道など学びながら、教育勅語らしき理念を語る。教育的になにが問題か、といえば、華道も剣道も、伝統の踏襲であり、教育勅語に代表される、個人の否定である。

民主党の政策リストでは、中国共産党との協調を武器に、日本独自外交と述べている。だから、北朝鮮問題について安心か、というと、中国との癒着が気がかりである。中国への「環境のための」ODAの増額を意味することのないよう願いたい。自民党の分派に「まかせる」と、増税以外のなにをするのか、という危惧に対し、答えるものであって欲しいと思う。経済の悪化と保護貿易主義、ばらまきと増税では生活程度はよくならない。民主党は、時間外賃金と最低賃金を上げる政策を打ち出している。企業の競争力低下についての危惧の指摘と共に、日本固有の問題である、終身雇用と年功序列、長期間労働と過労死という問題について問いたい。

自民党は、これまでの実績をもとに、改革を止めるな、という論調であるらしい。

社会福祉の観点で、官僚=規制とは異なる解決方法を示して欲しい。自由とは何か。なぜ人間の生活が「問題」扱いされるのか。

信頼問題とはいえ、まったく選択に迷う選挙ではあり、判断を恐れてはならないが、しかし、それは最善のものでなくてはならない。