木曜日, 7月 12, 2007

対中援助は「環境」に 全体の3割、1兆円突破へ

中国の環境汚染が問題となっているが、政府は、その解決にODAとして、環境関連の円借款を累積1兆円出資しているという。対中円借款は、承諾ベース金額で3兆3134億円となるという。2008年には、円借款は終了することが決められているが、無償資金協力と技術協力は継続するという。

対中援助は「環境」に 全体の3割、1兆円突破へ (2007-7-12)

一方、中国のGDP(国内総生産)は、購買力平価で日本を抜いて、世界第2位となっている(2006年)。中国の対米貿易赤字は、昨年だけで26兆円に上る。中国の外貨準備高は約162兆円(1兆3226億ドル)に達したという。

中国の外貨準備162兆円 貿易黒字増を反映 (2007-7-12)

中国の環境問題は、中国政府の「参加」が優先的に議論されるべきであり、ほとんど日中の政治家同士の賄賂と見られかねないこのような資金援助に対する非難がある。

世界企業の売上高ランキング(Fortune 500)では、中国企業が24社ランキング入りしている。

Fortune Global 500

中国に対しては、スーダンの石油を購入し、武器を売りつけることで非難がある。

Congress Using Olympics to Pressure China on Sudan (2007-06-13)