フィリピンでは、誘拐されたイタリア人神父を捜索する兵士が14人、反政府組織「モロ・イスラム解放戦線(MILF)」とイスラム過激派「アブサヤフ」に襲撃され、死亡したという。
政府は、MILFとフィリピン政府の停戦を監視する「国際モニタリングチーム」に人員を派遣している。5日には、山崎隆一郎・駐比日本大使がMILF最高指導者のムラド議長と会談している。
MILFは、政府の攻撃により弱体化したというアブ・サヤフの兵士が合流しており、現在1万から2万の兵力を保有するという。
→ <フィリピン>誘拐事件捜索の部隊襲われ兵士14人死亡 (2007-7-12)
→ 比ミンダナオ島 復興支援で日本大使とMILF議長が会談 (2007-7-5)
→ モロ・イスラム解放戦線