李明博大統領は29日、北朝鮮の延坪島砲撃に関し国民向け談話を発表したという。李大統領は「この20年間、韓国は対話と協力を通じ、核問題の解決に向けて努力し、人道的支援も惜しまなかったが、我々に返ってきたのは、核開発と天安(チョンアン)艦沈没、延坪島砲撃だった」と述べたという。さらに、「民間人に対する軍事攻撃は、戦時でも禁じられている人倫に反する犯罪だ」と北朝鮮の軍事行動を非難したという。
→ 「挑発には必ず対価払わせる」 李大統領が国民向け談話 (2010-11-30)
→ 【動画】 砲撃後初 李明博大統領、国民向け談話発表
韓国政府当局者によると、北朝鮮の金正日は1月に「西海5島攻撃を準備するよう指示を与えた」という。
→ 「金正日、今年1月に西海5島奇襲占領上陸訓練を指示」 (2010-11-29)