G20サミットでは金融機関に対する自己資本比率規制「バーゼル3」を承認したという。バーゼル3では、貸出金などリスク資産に対する最低比率を4.5%に引き上げ、さらに景気悪化に備えて2.5%の上積みが求められるという。
金融安定理事会(FSB)は「金融システム上重要な金融機関(SIFIs)」を「国際業務の大きい金融機関(G-SIFIs)」とそれ以外に分類することを提言しており、英米はG-SIFIsには一律に自己資本上乗せを求めるべきとしているという。
→ G20:銀行新規制を承認 自己資本、さらに上乗せ検討も (2010-11-13)