土曜日, 6月 05, 2010

北沢防衛相、哨戒艦事件で「北朝鮮を強く非難」

シンガポールで開催されているアジア安全保障会議に出席した北沢防衛大臣は5日、日米韓の防衛相会談で、北朝鮮の魚雷によるとされる韓国の哨戒艦「天安」の沈没事件について日米両国は韓国の立場に全面的な支援を表明したという。韓国政府は事件を国連安保理に提訴している。

北沢防衛相は「日米韓防衛相会談は北朝鮮にも強いメッセージとなる」と述べ、「韓国政府を支持し、北朝鮮の行動を国際社会と共に強く非難する」とし、「北朝鮮問題に対しては、韓国、米国をはじめとする関係各国と引き続き緊密に連携、協力する」と語り、北朝鮮への圧力強化に向け、関係国と協調する考えを示したという。

ゲーツ米国防長官は「北朝鮮が魚雷で韓国の哨戒艦を沈没させたのは、無謀で挑発的な行為だ。北朝鮮は、その好戦的な態度を改めるべきだ」「アメリカは北朝鮮に責任を負わせるため、追加の措置も検討している」「不作為はあしき前例になる。米国は韓国、日本などと行動し続ける」と述べたという。

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