→ 64ビット・コンピューティング
The world is changing and AMD won the desktop market share against Intel. AMD investments in Athlon 64 paid off.
→ AMD、デスクトップCPUでIntelから首位奪取
→ AMD、米小売店販売シェアでインテルを抜く--米調査
インテルが64ビットCPUの普及にあと10年かかる、必要とするアプリケーションがない(資本が大きい、設備があるのでこのままで利益は確保できる)などと言っている間に、AMDはAthlon64アーキテクチャを開発し、9月にアメリカのデスクトップ市場で、インテルを売り上げで追い抜いた。さらに、マルチコアに適したAthlon64アーキテクチャの利点で先んじてデュアルコアの製品を出している。
AMD64アーキテクチャでは、メモリコントローラを内蔵することで、メモリアクセスが高速である。16ビットのHyperTransportによって、6.4GB/secという高速なデータのやり取りが可能である。仮想メモリ空間が48ビット(256 TB)物理メモリ空間が40ビット(1 TB)ある。 汎用の64ビットレジスタが16個、XMM をサポートする128ビットレジスタが16個ある。パイプラインは整数演算で12段、浮動小数点演算で17段、スケジューラが演算ユニットごとにある。分岐履歴は16ビット、分岐予測は2ビット、分岐ターゲットアドレスは2KB。
→ CPU with Integrated Northbridge
AMDのドキュメントは少なすぎる(インテルのは役所仕事である)。開発元がちゃんとドキュメントを出すべきである。ブラックボックスとして解析する必要はない。設計した人間が、その理由と共に説明すべきである。日本の大学(における教育)が怠慢なので、信じがたいことに情報は雑誌と有志のサイトだけである。はてには、チャットがどうどうと検索のトップにくる。マニアックなのりは、コンピュータに対するイメージを悪くしている。