国連安保理では5日までに、核実験を強行した北朝鮮に対する制裁決議案で基本合意したという。
金融制裁については、核・ミサイル、生物、化学兵器など大量破壊兵器開発関連の資金移転の阻止を要請するにとどまるため、限定的という。
臨検(貨物検査)については、国連憲章7章41条に基づく措置をとるとし、42条の「必要なあらゆる手段」の使用許可は盛り込まれなかったという。
北朝鮮による武器輸出は全面禁止とし、北朝鮮へは小型兵器に限り供給を容認するという。
北朝鮮へは、人道・開発目的以外の新規融資・援助を行わないよう要請、貿易に関しては、公的信用保証を提供しないという。
→ 対北朝鮮、貨物検査を義務化…国連決議案で7か国基本合意 (2009-6-6)
→ 武器輸出禁止、貨物検査も義務化=対北決議案で基本合意-国連安保理 (2009-6-6)
→ 対北朝鮮の安保理決議案 「金融」「貨物検査」2大焦点に (2009-6-6)