月曜日, 6月 29, 2009

イラン:テヘラン北部 改革派3000人と治安部隊が衝突

イランでは28日、テヘランで不正選挙に反対する改革派3000人と治安部隊が衝突したという。集会には大統領選挙に出馬したムサビ元首相の側近とカルビ元国会議長が姿を見せたという。投票率が100%を超えるなどする選挙に対する抗議から、12日の大統領選挙から改革派支持者の少なくとも17人、治安維持隊の民兵組織バシジの8人が死亡したという。

イラン政府は2000人以上を拘束したとされ、米国大使館に勤務する現地スタッフ9人を拘束したことに対し英国のミリバンド外相は28日、「全く容認できない嫌がらせ、脅しだ。無事の解放を望む」と述べたという。EUは28日、外相会議を開催し、「EU加盟国の大使館で働く外国人、イラン人スタッフにいやがらせや脅しをかければ、EUとして断固たる対応を取る」と声明を発表したという。

東京の渋谷区では28日、「イランに自由と民主主義を」と日本在住のイラン人らがデモを行ったという。

イラン:テヘラン北部 改革派3000人と治安部隊が衝突 (2009-6-29)
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「イランに自由を」 (2009-6-29)
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