火曜日, 6月 09, 2009

安保理協議「大詰めに近い」=外相

核実験を強行した北朝鮮への制裁決議について、中曽根弘文外相は9日、採択が「大詰めに近い」と述べたという。

安保理協議「大詰めに近い」=外相 (2009-6-9)

安保理での決議案作成交渉は8日、中国政府が貨物検査の義務化に反対していることで、交渉が続けられているという。貨物検査の義務化項目を「要求する」とした場合には、決議1718と同じとなるため、「北朝鮮への強いメッセージにならない」という批判がある。大使級決議案では、「自国領内を通って北朝鮮に出入りする貨物に禁輸物資が含まれているとする合理的な根拠がある場合、そのすべての貨物を検査する」と義務付けているという。

北朝鮮制裁:「貨物検査の義務化」で論議続く 安保理 (2009-6-9)

北朝鮮は核や弾道ミサイルの共同開発や輸出、通常兵器の改良や量産化で外貨を獲得しているという。

北朝鮮、シリアとミサイル協力か ロ製を基に改良・量産化で (2009-6-2)

中曽根外相は、北朝鮮で拘束され、労働強化刑12年を言い渡された米国人記者2人について、早期解決を願うと述べているという。

外相「早期解決願う」 北朝鮮の米記者判決で (2009-6-9)