日曜日, 8月 10, 2008
仏外相をグルジア派遣 EU、緊急理事会を招集へ
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ロシアは現在、南オセチア以外のグルジアの各地でも空爆しており、国際社会の懸念が強まっている。ロシアは1万人の部隊をグルジアに派遣したという。ロシア軍のグルジア侵攻で、兵士200人前後、市民37人が死亡したという。
ロシア軍は10日、ツヒンバリを軍事制圧し、グルジア軍は南オセチアから撤退したという。グルジア政府はロシア政府に対し、ロシアに停戦を要請しているという。ロシア軍は、グルジアの南オセチアおよびアブハジアに、「平和維持軍」として駐在しており、テロが頻発していたという。
→ 「南オセチア州都から部隊撤退」とグルジア当局者 (2008-8-10)
→ グルジア軍が州都から撤退 ロシアは海上封鎖を開始 (2008-8-10)
→ グルジアが戦争状態を宣言 南オセチア紛争、ロシアは停戦拒否 (2008-8-9)
EU議長国のフランスは9日、クシュネル仏外相がグルジアとロシアを訪問すると発表したという。さらに、EU外相理事会を週明けにパリで開催するという。ブッシュ米大統領は、グルジアのサーカシビリ大統領とロシアのメドベージェフ大統領との電話協議を行ったという。
→ 仏外相をグルジア派遣 EU、緊急理事会を招集へ (2008-8-10)
米国は、安保理で対ロシア非難決議案を提出するという。
→ グルジア問題、米が「近くロシア非難決議案」 安保理4度目協議 (2008-8-10)