月曜日, 8月 14, 2006

小泉首相との会談において、北朝鮮の問題に関し、ギリシャの前シミティス首相は、「北朝鮮の問題は地域の問題ではなく、EU、世界にとっての問題である。北朝鮮が核拡散防止条約を遵守していないとの大きな問題がある。ただし、懸念する 理由はこれに限られず、50年前の戦争の摩擦がまだ残っており、また、北朝鮮の行動は 国際法を遵守していない。戦争の再開もあり得る。北朝鮮は平和を維持し、国際法を遵守する必要がある。拉致問題についても、国際法を遵守しているとはいえず、関心を持たざるを得ない。他のパートナー国とも協力し、外交的解決を模索していく。多国間の協議が 必要である。平和は是非とも必要であり、地域の全ての国の利益を考慮し解決しなければならない。」と述べたという。

【質問】北朝鮮について、核不拡散の問題に並び拉致問題の重要性が確認されたが、どのように評価するのか。EUとしては、どのような対応をとるのか。