日本企業「ミツトヨ」が、イラン系日本人の経営する商社「盛案」を介して、イランに核兵器製造に使う機器を輸出していたことが判明したという。ミツトヨの経営陣は、マレーシアの「スコミ・プレシジョン・エンジニアリング」への不正精密機器輸出で逮捕されている。スコミ社は、UAE企業に機器を転売、カーンとつながるこの企業から、リビア、イラン、北朝鮮へ機器が流れたという。
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北朝鮮への、生物兵器製造に使える凍結乾燥機の不正輸出は、台湾を介したものだという。
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麻生太郎外相は25日の記者会見で、イラン問題への対応について「日本は自国の石油の利権のためだけに核の話で安易に譲ることはない。金融制裁になっていくとか、いろんな想定はできる」と述べ、厳しい姿勢で臨む考えを示した。
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イランの、ヒズボラやハマスなどのテロ組織への資金援助に対し、リービー米財務次官は、国際的な監視網を強化することを要請したという。
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