イランのアフマディネジャド大統領がブログを創設するという。「イラン人」は民主主義を取り違えている。「北朝鮮の核武装こそが日本の悪夢である」とすれば、「イランの核武装は世界の悪夢である」。
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→ 安保理決議を受け入れよ イラン核開発
イラン政府が公開処刑を行っているところで、先進国である日本でイラン人を公開死刑にできない。イラン政府がいくら化学兵器を使ってジェノサイドを行ったところで、先進国側が化学兵器を使っていい理由にはならない。イランの核開発で問題になるのは、イランがそれらのルールを守っていないからである。
→ イラン大統領、ネット上にブログを開設
「世の中おかしい人がいるもんだね」と小泉首相は発言したという。実際、個人的にも、そう思うことは多い。小泉首相には、わたしたちに、これ正しいと思いますか、とずっと問い続けて欲しいと思う。
→ 15日に靖国参拝か、小泉首相は沈黙
イランでは政治犯が公開処刑され、北朝鮮では「先軍政治」によって、さらに餓死者が出ている。知った人間は、責任を負う。だから、EUは北朝鮮を支援しない。しかし、二極構造の時には双方に武器を売った。よく考えるべきである。
日本は、民主主義国である。テロも支援するべきではない。日本の影響力を過小評価すべきではない。マスコミの対応で、生命の価値が上下するわけではない。
日本は、イランに資金を出している、という認識が薄い。その割には、アザガデン油田利益が惜しいらしい。しかし、日本の自衛隊では自衛はできず、協力によってのみ均衡が保たれていることを認識すべきである。デモの首謀者が何人も絞首刑になり、数百人もの死刑、しかも公開死刑は「国際社会が放置できるものではない」。イラン政府の弁明など日本でなくとも他の誰にも不可能である。
イラン政府は、北朝鮮とミサイルを共同開発し、ミサイルの発射実験を繰り返し行い、そして、ウラン濃縮など核開発に固執している。イランは、ヒズボラに対し、資金、人的支援のみならず、自爆テロ隊まで送っている。イラン国内では、公開処刑とデモ指導者の処刑・投獄・拷問が行われ、100以上の新聞が発行禁止になっている。
つまり、日本が石油あるいは利権と引き換えに、イランに金を渡すということは、ヒズボラがミサイルを購入してイスラエル人を殺害するということを意味する。イラクの暴動に、イランは関わっている。イギリス軍を含む、多数の兵士と市民が犠牲になっている。アフガニスタンでの麻薬はイランに流れるという。パキスタンは核を保有し、北朝鮮は核開発し、そしてイランは双方にネットを持つ。にもかかわらず、マスコミは、イランの核保有の予想が数年だと書く。
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