北朝鮮が昨年夏、イランに武器を密輸しようとし、アラブ首長国連邦(UAE)で押収された事件で、中国当局やイタリアの運送会社が積荷を確認しなかったという非難がある。
伊運送大手OTIMは、コンテナ10個分の大量のロケット弾や弾薬を「石油掘削機」と偽り、イランの革命防衛隊と関係があるとされるTSSに密輸しようとしたという。
北朝鮮側はCKN技術開発が通関を担当、大連で中国船に積み替え、仏運送大手子会社の運行するバハマ船籍のコンテナ船「ANL-オーストラリア」に積み替えられたという。
→ 北の密輸武器検査せず…中国当局と伊運送会社 (2010-1-10)