オバマ米大統領は21日、金融機関による投機的投資が金融破綻をもたらしたことから、銀行の規模への規制や、自己勘定取引への規制の条項を盛り込んだ、金融改革法案を発表するという。
法案では、市場からの資金調達と、顧客からの預金など自己資金で行う自己勘定を別扱いとし、サブプライムローン関連の証券化商品など、リスクの高い投機に回すことを制限するという。
また、銀行の規模を制限することで、規模が大きすぎて政府が救済せざるを得ない「モラルハザード」を回避するという。
→ 米が新たな金融規制改革案、危機再発防止へ (2010-1-21)