メキシコのグアダラハラでは1月26日から29日まで、模倣品・海賊版拡散防止条約(ACTA)交渉の第7回関係国会合が開催されるという。
ACTAは、「世界的な知的財産権の執行を強化し、多くの模倣品・海賊版に伴う健康や安全へのリスクから消費者を守るハイレベルな国際的枠組み」と位置づけられている。
2006年には、EUに270万点の模倣医薬品が流入し、偽造医薬品の取引は、世界の医薬品貿易の1割近くを占めるという。
OECD(経済協力開発機構)によると、模倣品・海賊版の国際的取引額を2000億ドルと見積もっており、世界貿易の2割に相当するという。
→ 模倣品・海賊版拡散防止条約(ACTA)構想(第7回関係国会合の開催) (2010-1-19)
→ 欧州委員会、新しい「模倣品・海賊版拡散防止条約」の交渉マンデートを求める (2010-1-19)
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