中曽根外相は27日、「世界的核軍縮のための11の指標」と題する演説を行い、核保有国に具体的な核軍縮措置を要請したという。
外相は「唯一の被爆国として核軍縮の機運を世界的で持続的なものにするために大いに貢献したい」と述べ、来年2月に核軍縮に関する国際会議を国内で開催する方針を明らかにしたという。
北朝鮮に対しては、弾道ミサイルが核兵器の運搬手段になるとして国際社会の重大な脅威と非難し、核問題をめぐる6カ国協議の合意の完全な実施を求めたという。
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