衆議院において、カロリーベースの援助額の設定には、意味がないという指摘があった。なんとカロリーを上げるために、「野菜の代わりに菜種油を生産する」というばかげた案さえあるという。消費者の犠牲を伴うことのない、福祉的な意味合いだけでない、産業政策として、システムを作るべきだ、そうでないと、農林水産庁が「環境食糧庁」になるという危惧があるという発言があった。
ばらまきとは、気前よく与えることだという。「ばらまき」でなく、地元ブランド、あるいはその他の付加価値は、民間で開発すべきである。自給率を目標とすると、統制経済的な経営になるという指摘があった。生産調整は、市場が機能していないことを示す。
水資源の2/3は農業に使われるという。なたねなど、作付面積が減ってもおなじ税金が援助に回るという。
(衆議院インターネット審議中継)