仏英米軍が「人道目的」で空爆を開始し、油田の取り合いの様相を見せていたリビア。
体制派・反体制派がどの石油産出拠点を占拠したのかでニュースはもちきり。
このところガソリン価格が上昇し、多少下火になりつつあります。
石油安定供給のための戦争、ってのはないですよね。
多国籍軍は、誤爆による13人の死亡を認めていますが、米メディアでは黙殺されつつあるようです。
一方で外交駆け引きも活発に行われつつあります。
リビアのオベイディ外務次官はギリシャ、マルタ、トルコを訪問し、仲介を要請。
カダフィ大佐の特使は先週、ロンドンを訪問し、英政府関係者と協議。
ロシアは29日の会談に参加していないようです。
→ トルコ、リビア問題で調停本格化 (2011-4-4)
→ リビア:多国籍軍誤爆、13人死亡 北東部の市民ら (2011-4-3)
→ リビア:特使、ギリシャに調停を要請 マルタ、トルコも訪問へ (2011-4-4)
→ リビア:特使がアテネ入り 仲介要請の可能性 (2011-4-4)