米ワシントンでは1日、ウイグル人組織と人権団体らが中国政府に抗議する集会を開催したという。
「世界ウイグル会議」のカーディル議長は、「昨年7月の『ウイグル人の暴動』とされる出来事は、現実にはウイグル側の平和的な抗議運動を中国当局と漢民族が暴力的に弾圧した結果であり、中国政府は数千人のウイグル人を不当に逮捕し、現在もなお弾圧を続けている」「新彊ウイグル地区では中国当局がウイグル人の宗教、言語、文化などを抹殺するための措置を現在も進め、経済的にもウイグル人が阻害されて、漢族中国人を不当に優遇している」という声明を発表したという。
同集会では、「世界ウイグル会議」と「ウイグル米人協会」「全米民主主義基金」「人権ウオッチ」「国境なき記者団」「チベット国際キャンペーン」「中国に関する米国議会・政府委員会」などが参加し、諸団体の連合の、「ウイグル人権プロジェクト」は昨年7月と9月のウイグル人暴動とされる事件は、実際には中国当局によるウイグル族弾圧であったと主張しているという。
米国は2日、中国政府に説明責任とウイグル人の法的権利を要請しているという。
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