パナマでは10日、バナナ農園労働者がまた1人死亡したという。マルティネリ大統領府は死亡が警察の銃撃によるものと認めたという。
ボカス・デル・トーロ県ではボカス社のバナナ農園労働者が2日から給料未払いに抗議しスト入りしており、100人以上が負傷、8日には労働組合の指導者、アントニオ・スミス氏が死亡している。
マルティネリ大統領はストを実行している労働者を解雇できる、スト破りのために人を雇ってよいとする法律を成立させており、労働組合は組合費が任意となったことなどに不満を表明しているという。
→ Panamanian police shoot dead second striking plantation worker (2010-7-11)
→ Second person killed in Panama labor clashes (2010-7-11)
→ Panama: 2nd banana worker killed in labor protest (2010-7-11)