ブラジル政府は13日、リオデジャネイロからサンパウロ郊外カンピーナスまでの約510キロを結ぶ高速鉄道計画の入札を工事したという。入札日は12月16日で、三井物産など日本の企業連合が新幹線方式の採用に向け応札する見通しという。
総事業費は推定約331億レアル(約1兆6700億円)で、早ければ2016年リオ夏季五輪までの全線開通を目指すという。
落札条件として、普通席1キロあたり運賃を最大0.49レアル(約25円)に設定し、最も安い運賃体系の提示を競わせるという。同額の場合は運営実績がより長期の事業者が選ばれるという。
→ ブラジル高速鉄道、12月入札=日本勢も応札へ (2010-7-14)