中国政府は、6日にも赤野光信死刑囚を処刑する予定という。
武田輝夫、鵜飼博徳、森勝男死刑囚の死刑執行は、8日にも行われる可能性があるという。
中国政府が新たに3人の死刑執行を通告してきた理由に、鳩山政権による対応が「懸念」表現であることで、中国政府側が「対中感情に影響はない」と判断したためという分析があるという。
→ 麻薬密輸罪で邦人死刑執行へ=国交正常化後初-中国 (2010-4-6)
さらに鳩山首相は5日、「影響が出ないよう努力」すると述べたという。
→ 中国の邦人死刑執行「影響が出ないよう努力」 鳩山首相 (2010-4-5)
twitter から
大連の死刑囚: 大連で収容されている日本人死刑囚の刑が執行されそうです。日本政府は弱々しいコメントを出して終わりなのでしょうか?もっと強硬に刑の軽減を要求しないのでしょうか?海外の日本人を守る気概はないのでしょうか?
日中間では犯罪者の引渡しに関する条約も結んでいないみたいだし、難しいとは思うけど、それじゃあ今後仮に罪のない日本人が運び屋にされて中国に捕まっても、満足な弁明の機会も与えられないままに死刑にされてしまう恐れもある。自国民の権利を守るためにも、日本国として中国に何か言うべきでは?
日本人が中国から麻薬を持ち出そうとして捕まり、死刑が執行されようとしてるけど、日本政府は(岡田外相が懸念表明した以外は)全然動いていない。死刑云々とかの問題以前に、日本人が外国で満足な取調べや裁判が受けられない(?)状況にさらされた場合、抗議なりなんなりを国としてすべきなのでは。
赤野死刑囚の控訴理由(1)取り調べの通訳は正式な資格を持っておらず捜査記録は証拠にできない(2)他人の指示による補助的役割
麻薬所持で死刑になるのは不合理だ。中国政府は、人の命を軽く見すぎている。日本政府は、なぜ、もっと抗議の声を上げないのだろうか?
日本人観光客が麻薬の運び屋に仕立てられて、オーストラリアで不当な有罪判決を受け、長期間拘留されたメルボルン事件を忘れてはいけない。麻薬を手荷物に潜り込まされることがある。麻薬の密輸容疑は誰の身にもふりかかる。それが中国だったら死刑かもしれないのだ。