米ワシントンでは23日、主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開催されるという。
会議では、米当局による米ゴールドマン・サックスの追訴問題を含めた金融規制が主要議題になるという。
米国では、デリバティブの取引を清算機関(クリアリングハウス)を通し、取引の成立時に価格を報告するメカニズムを設定するなど、透明性を高める金融改革法案について論議が重ねられている。
EUでは、破たん処理や救済に備え、金融機関による負担金の積み立てなどについて検討しているという。
衆院では20日、デリバティブ取引で清算機関の利用を義務付ける金融商品取引法改正案が可決されたという。
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