リビア空爆。向こうでは、一般化して「英米の先導する戦争」と表現するようです。
多国籍軍ならぬ、英米の「傭兵」ではないかという批判があります。
嫌々ながら戦争に駆り出される諸外国には、米国の援助なしでは立ちゆかない政界の事情があります。
今回は、大統領選挙を2012年に控えたフランスが空爆に賛成。率先して攻撃を始めた経緯があります。米国に反対されては大統領選に絶対的に不利となる。
そこで...
「民主化運動」で足元が揺らぐカタール、UAEは、戦闘機を派遣。国内の反対より米国が怖い。
トルコは監視団を送るとし、西側の侵略によってイスラム同胞が殺されるのを見過ごすのか、という批判に対しては、EU加盟とかNATO参加が理由としています。
...
長期化するのかリビア戦争。地上軍は派遣されるのか。
アフガニスタンでは、2002年から9年の長きにわたり、戦争が続いています。
今年7月には撤退を開始。
アフガニスタンでは2010年、多国籍軍の軍事行動により2777人の市民が死亡しています。
→ We could be in Libya for a long time
→ 誰かアフガニスタンで戦争が続く理由を教えてください
→ NATO Airstrike in Afghanistan Claims Civilians (2011-3-27)
→ リビア:多国籍軍の空爆で100人以上が死亡 (2011-3-26)