月曜日, 1月 11, 2010

陸山会土地問題、融資当日に小沢氏が署名 石川議員、銀行に持参

民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入問題で、関係者の話から、会計事務担当の石川知裕衆議院議員が融資関連書類の署名を、小沢氏本人から直接受け取っていたことが10日判明したという。

東京地検特捜部は、小沢氏の参考人聴取や石川議員の再聴取で説明を要請し、週内にも石川議員と元公設第一秘書の大久保隆規被告を政治資金規正法違犯罪で刑事処分するという。

再聴取は、12日に行われる予定が、小沢氏の聴取との兼ね合いから13日以降にずれ込む見通しという。

2005年の陸山会の収支報告書には、1月5日に「民主党岩手県第4区総支部」から1億3000万円、「小沢一郎政経研究会」から1億5000万円、合わせて2億8000万円の寄付が記載されているものの、資金移動があった口座上の記録はないため、虚偽の寄付の記載で前年の土地購入に関する不記載のつじつまを合わせる目的と見られているという。

小沢氏への水谷建設からのヤミ献金問題については、関係者から、それぞれ5000万円の提供額は小沢氏側に提示されたということが分かったという。

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