火曜日, 10月 28, 2008

スーダンで誘拐された中国人作業員5人が殺害される

スーダン外務省は27日、誘拐された中国人作業員のうち5人が殺害されたと発表したという。当局の発表では、誘拐は「正義と平等運動(JEM)」によるもので、18日に中国人作業員9人が誘拐されたという。Asharq al-Awsat 紙によると、誘拐グループは中国の石油企業の撤退を要請しているという。これまで中国はスーダン産石油の3分の2前後を購入しており、総額はスーダンの輸出総額の70%を占めるという。スーダン石油部門への大型投資が、ダルフール紛争で政府軍の戦費となっているという非難がある。さらに、中国政府はスーダンへ武器を輸出しているという非難がある。中国は、ダルフール地方に技術者や国連平和維持部隊など140人を駐留させているという。

Cinq otages chinois tués au Soudan (2008-10-27)
中国人油田作業員9人、スーダンで誘拐 (2008-10-20)

中国政府は死亡を4人と発表しているという。

スーダンで中国人4人殺害(2008-10-28)