国連の安保理では17日、非常任理事国のアジア枠に、日本を選出したという。日本はイランと枠を競い、158対32票を獲得し、当選したという。非常任理事国入りは計10回で、加盟国中最多という。政府は、安保理において常任理事国入りを目指し、安保理改革を目指すという。
→ 日本、第10回目の国連安保理非常任理事国入りへ (2008-10-18)
→ 国連安保理:常任理入り、見通しなし 中国の壁崩せず (2008-10-18)
→ 日本、国連安保理の非常任理事国に (2008-10-18)
米国による、北朝鮮のテロ指定が解除された折でもあり、米国との連携と共に、国際社会で日本の声を主張する重要性が指摘されている。
→ 北朝鮮テロ指定解除/米新政権見据えより連携を (2008-10-18)
タイとカンボジアの世界遺産をめぐる紛争においても、両国と経済的結びつきの強い日本が仲裁すべきという声がある。
→ タイ・カンボジア国境問題で両国軍が協議、撤退で合意至らず終了 (2008-10-17)
→ 軍、タイ首相見限る 与党からも同調の動き (2008-10-18)
→ 世界遺産紛争 国際社会は直ちに仲裁を (2008-10-18)
1日には、事業規模約1兆円を誇る国際協力機構(JICA)が緒方貞子理事長の下、新体制で発足している。
→ 新JICA発足で緒方理事長「日本の援助、質高める」 (2008-10-2)
約9割が随意契約というODAの使い道には批判がある。「国際研修協力機構」「中央労働災害防止協会」「日本森林技術協会」「国際建設技術協会」など、天下りは56団体に480人にものぼるという。検査院は審査量収入で黒字の「日本語教育振興協会」への毎年4000万から5000万円の補助金は不必要であることを指摘している。
→ ODA委託先の公益法人など56団体、5省から480人天下り (2008-10-8)
→ ODA競争入札、応札1社のみが7割 検査院調査 (2008-10-9)
→ 補助金など7000万円不要 文科省など、検査院が指摘 (2008-10-8)
90年の選挙で圧勝した野党NLDのアウン・サン・スー・チー党首の軟禁で批判の多いビルマの軍事政権に対する、政府の援助にも批判がある。
→ 「軟禁」という暴挙、根絶を (2008-9-28)
中国へのODAがようやく廃止に向かい、ODAの有効活用が求められている。
→ 東シナ海に新型中国軍艦=日本近海で初めて確認-防衛省 (2008-10-17)