日曜日, 6月 03, 2007

コラム マンガの暴力・性的描写を、規制対象に

マンガの暴力・性的描写を、規制対象にすべきである。

マンガ、ああ分かります、分かります、いまちょっと時間なくて読めないですけど、でもね、こういうグロい描写、ちょっといやなんですよ。突然目の前に広がってくると、どう表現していいんでしょうね。いやだという人間も多いと思うんですよ。つまりね、多くの人間にその絵を見せて、それで大多数が日常で見たくない、って言えばね、少しは制限ってものがあってもいい。もちろん、そんなのを嫌がらせに使うなんてのは、断固拒否できる状況を作り出していかないと。住みにくくなっちゃうんですよ、多くの人にとって。犯罪を誘発するのはもちろん、現実から離れていればさらに現実離れした人間観ができていく。よくない。芸術が目指すものってあるでしょう。誠実さですよ。それでしか、発展はない。常に、何かの真実に向き合うこと。自然主義って言うんじゃないんですよ。あんなの流行として古い。もちろん、否定しようっていうんじゃなくて、もう組み込まれた概念といえるでしょうけど。とにかくね、いやなものはいやだ、と人間が言うことができないなら、理性とか感性とか、否定するのと同じ。おんなじだといわれて、いやな思いしたことあるでしょう。あの最低ののっぺり野郎に、似てるとか言われて頭にくる。それが感性というものです。絵でいやな思いをするってのは、つまりその表すイメージで、人間性を否定してるからなんです。

中国人の発言があって。叫ぶんですよ、「オレは親とおなじ生活はしない!」ってね。それはもちろん、親の世代よりは生活程度が上昇しているからですね。親の世代と同じこといってても、状況に合わなくなるからです。いまの日本人は、別にそんなことこだわらないらしいですね。

人間にもいろいろいますね。まわりとうまくやっていく、って、でもすべてに返答することじゃない。そんなの、不可能です。いやなやつに、いちいち返答するのって、それだけでストレス。それを避けるのが、うまくやっていく、ってことじゃないでしょうか。問題がなければね。誰もいちいち干渉してきませんからね。

つまり、男性・女性コミックから、女性を守るにはどうするのかということである。

Manga Diplomancy 漫畫外交 (2007-6-3)