水曜日, 10月 25, 2006

イラン制裁決議案、英・仏・独が米・中・露に提示

24日、英・仏・独が米・中・露に提示したイラン制裁決議案では、核開発、ミサイル開発にかかわる物質や資金の移転停止、IAEAの技術支援の制限、イラン政府当局者の海外渡航禁止、濃縮ウラン燃料の供給停止が盛り込まれているという。

イラン核問題、英仏が制裁決議案原案・米中ロに提示
核物資と資金移転禁止 イラン制裁決議案を提示
ブシェール2号機頓挫も イラン制裁監視委で検討
イラン制裁決議案、安保理各国に配布・英仏独
イランの核保有容認しない=濃縮活動拡大に警告、制裁決議要求-米大統領
ロシア、イランへの国連制裁措置に合意示す

イランの核問題に口を閉ざすことは、国際社会の存在を、意味のないものにする。核拡散を放置することは、「同盟」「味方」「安全保障」を無にする。イランをテロの温床、資金源、あるいはテロ集団そのものとしないために、協力すべきである。

イラン制裁決議案に賛成へ

イラン政府は、ノルウェーの議員が、イランの反政府活動家マリアム・ラジャヴィと会談することに関し、イランとの国際関係の「結末」について脅しをかけているという。ラジャヴィは、パリ在住、ベルギーの議員との会合を成立させている。このイランの脅迫に関し、さまざまな国際条約を締結させている「ノルウェー議会に対する敬意が見られない」とノルウェー外務会委員は述べている。

東京地裁では、イランの反政府運動家が、「日本での反政府活動を理由に、帰国すれば迫害される恐れがある」として難民と認定された。

Report: Iran ambassador warns of consequences if Norwegian lawmakers meet Iranian opposition leader
日本で母国の反政府活動、イラン人男性を難民認定・東京地裁


イラン政府は軍事演習で、弾道ミサイル「シャハブ3」、魚雷を発射しているという。シャハブミサイルは、北朝鮮のノドンだといわれている。

イラン、ペルシャ湾で軍事演習・弾道ミサイル発射も
イラン、改良型の中距離弾道ミサイル試射
シャハブ