月曜日, 5月 01, 2006

IAEAは、イランが核開発を加速していると報告。それのみならず、イランは、さらにウラン濃縮度を上げているという声明まで出した。イランは、パイプライン取引によってパキスタンを買収、石油利権によって中国を買収することを試みている。イランは、クルド人の制圧の名目で、イラク領に進入している。

IAEA「イランは核開発加速」
イラン、4%超えるウラン濃縮成功表明
パイプラインで基本合意 パキスタン、イラン
イランと巨額契約調印へ 中国、米の制裁論けん制
イラン軍がイラク領侵入 クルド武装勢力掃討で
クルド勢力にイラン・トルコが軍事圧力…独立波及警戒

有志国でのイラン制裁が提案されている。

「テロとの戦いは第1段階」・米国務省が05年報告書
米ボルトン国連大使、イラン問題は有志国だけでも進める
有志国でイラン制裁も・核問題で米国務長官
英仏が初の安保理決議案 イラン核で中ロに提示
英仏、対イラン決議案提示
イラン核で中ロけん制 米独首脳が結束強調
イラン核問題、15日6カ国高官協議
イランへの軍事機器違法輸出 ビジネスマンら計4人逮捕
イランにウラン濃縮停止なら見返り提案、6カ国が一致

メディアがまともにニュースを報道しないので、日本の姿勢が何も見えてこない。彼らにとっては、政権を弱体化し、記者クラブを温存し、特殊指定「カルテル新聞」を確保するのが、外交よりも優先順位の高い、最優先課題であるようである。もちろん、核開発で威嚇しているのはイランと北朝鮮である。クルド人を、武力で制裁しているのは、イランである。政治犯が数百人単位で殺されて、投獄が何万人にもなり、暴動があり、テロがあると、経済は機能しない。イランでは協力しないが、北朝鮮では「国際社会の一致団結を求める」。日本の安保理の利用目的が、中国との利権争いとみなされないためにも、方針を打ち出すべきである。安保理で韓国とメンツ争いなどするべきではない。アフリカへのODAで買収できるものでもない。イランと経済的結びつきの強い日本である。ニュースには「脅迫」という言葉が両サイドで飛び交う。日本がイランに資金を出すことで、十分に脅迫、いや脅威となっていることを意識しない。