オバマ米大統領は13日、ホワイトハウスで開催されたラマダン入りを祝う夕食会「イフタール」で、ニューヨークの世界貿易センタービル跡地の近くでのモスク建設を支持する考えを明らかにしたという。
大統領は「ここは米国だ。宗教の自由の尊重が揺らいではならない。すべての宗教の信仰者がこの国では歓迎され、政府によって異なる処遇を受けないとの原則は、米国人にとって要となるものだ」と述べ、イスラム教徒を排斥しないよう呼びかけたという。
イスラム諸国の大半では11日、1ヶ月近くにわたるラマダン(断食月)入りしている。
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