IAEA(国際原子力機関)は16日、イランのウラン濃縮施設の査察結果を発表したという。
報告では、未申告での施設建設を協定違反にあたると明言しているという。
さらに報告では、IAEAは核施設の開発時期が2002年から2004年としており、イラン側の発表と食い違っているという。
報告書では、イランが明らかにしていない核施設がある可能性があると指摘しており、核開発の監視をつづけるとしている。
→ 【動画】IAEA、イラン査察の結果まとめる (2009-11-17)
→ イラン新核施設、「06年建設再開」 IAEAが報告書 (2009-11-17)
→ ほかにも未公表施設の疑い=秘密建設のイランを批判-IAEA (2009-11-17)
イランへガソリンを輸出している中国では、米中首脳会談が行われており、中国へはイランの核問題解決への協力が要請されているという。
→ オバマ米大統領、中国主席に対イラン政策協力要請
→ Obama says world urgently watching US-China talks