火曜日, 11月 24, 2009

温室効果ガス濃度、昨年は過去最高に


世界気象機関(WMO)は23日、温室効果ガスの濃度が2008年に過去最高となったことを発表したという。

二酸化炭素の世界平均の大気中濃度は、385.2ppm、一酸化二窒素は321.8ppm、メタンは1797ppb(per billion)となり、昨年を超えて過去最高値となったという。

一酸化炭素に比較して、メタンガスは21倍、一酸化二窒素は310倍の温室効果があるという。

温室効果ガス濃度、昨年は過去最高に (2009-11-23)
温暖化に歯止め掛からず=温室ガス濃度、過去最高更新-08年 (2009-11-24)
温室効果ガス:大気中濃度、観測史上最高--08年世界平均 (2009-11-24)
温室効果ガス

米政府は、来月デンマークのコペンハーゲンで開催されるCOP15で温暖化ガスの削減目標を発表するとホワイトハウス高官が発表したという。

米がCOP15で削減目標提示へ 政府高官 (2009-11-24)

削減目標の発表は、COP15前になるという。

米政府、温暖化ガス削減目標をCOP15前に公表へ (2009-11-24)

表で、硫化物の値だけが改善されているのは、よく知られている通り、排出権取引の制度が功を奏したためです。

国内排出権取引