米国では、アフガニスタンでの作戦に関する費用をまかなうため、「戦争税」を課税する案が出ているという。
→ アフガン大規模増派なら「戦争税の導入必要」 米下院委員長 (2009-11-24)
世界の軍事費の半分を占めるのが、米国国家予算、つまり米国人の税金という。人件費の占める割合は大きいが、軍事産業に流れる税金も巨大な額にのぼり、2007年にはロッキード・マーティン社の軍需部門収益は385億ドルという。
→ 世界の軍需産業収益ランキング
アフガニスタンでの作戦「不朽の自由作戦」では、ISAFの67000人が関わるという。南部ヘルマンド州などでは治安が悪化しており、駐留している英軍は大きな被害を出している。手製爆弾IEDによる被害が増大しており、装甲車の装甲を厚くするなど対策がとられているという。
タリバンは、アルカイダをかくまったとして非難されており、ムハンマド・オマル首長はパキスタン軍の保護下にあり、声明を発表して増派に反対したという。ブルハーヌデッィーン・ラッバーニー首相はイスラム協会の最高指導者といい、国民戦線の党首という。米軍とNATOに協力し、カルザイ大統領になるまで大統領の座にあったという。
→ タリバン指導者、カラチに潜伏?=パキスタン情報機関が支援-米紙 (2009-11-21)
オバマ米大統領領は、近日中にアフガン戦略を発表するとされていますねー
「平和」「戦略」「強さ」を、優先順位をどう考えているのか。 「なぜ戦争したがっているのか」。武器を買うとどこにめぐるのか、どの程度の成果を期待しているのか。
知るための努力をすべき、ですね。