水曜日, 9月 10, 2008

グルジア撤退合意を評価=高村外相

EU議長国フランスのサルコジ大統領は8日、グルジアのサーカシビリ大統領と会談後の記者会見で、停戦監視要員は南オセチアおよびアブハジアに展開すると述べたという。対するロシア軍は、7600人の兵士を両地域に派遣すると発表している。サルコジ大統領との会談では、1992年およびロシア軍との紛争により、避難を余儀なくされたグルジア人住民について発表があったという。

エデルマン米国防次官は9日、上院軍事委員会の公聴会で、国防総省の調査チームを週内にグルジアへ派遣すると発表したという。次官は「グルジアは主権国家として、防衛能力を持たなければならない」と述べたという。フリード国務次官補は下院外交委員会の公聴会で、ロシアのグルジア侵攻が国境の変更と政権の転覆にあったと指摘、「米国は『勢力圏』といった概念を一切認めない」と述べたという。

EUは9日、ウクライナとの首脳会談で、連結交渉の締結に向けた交渉を開始、共同宣言を採択するという。

高村外相は9日、ロシア軍の撤退合意を評価するとの談話を発表したという。

Nicolas Sarkozy - No Russian Militant Must be on Georgian territory on October 15
ロシア、南オセチアなどと外交関係 計7600人を駐留 (2008-9-9)
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