衆参両院では6日、アイヌを先住民族とする決議案を採択したという。
決議案の原案では、「アイヌの人々が労働力として拘束、収奪されたため、その社会や文化の破壊が進み、また、いわゆる『同化政策』により伝統的な生活が制限、禁止されることで受けた打撃は大きく…」とあったものが、修正案では削除されているという。
国連は昨年9月、「先住民族の権利に関する宣言」を採択している。
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