俗に、科学の悪用とか、統計のウソとか、いう言い方があるが、科学を政治的に利用すると、その信用性を失う。これがWiredの記事であれば、目的がはっきりしているので分かりやすいが、公正さが生命である科学的立場を強調せねばならない学会雑誌で、あまり検証されていないパラメタによる計算式と、母集団のあまりに小さい統計結果から、「結論先にありき」で、性急な結論を導くのは、政治的意図としかとらえられない。
自発的集合ライセンスは、過去にも試みがいくつかあったが、ビジネスモデルとして成功とは言いがたい現状にある。その現状を書かねば、やはり「ウソ」の類に属する。