木曜日, 4月 21, 2005

「それってさ、だからさ、うん、そーだなー」というような文は、情報よりも、著者の気分を伝えるための文章である。あいまいに同意する、この人間は、議論のない、消極的な肯定の要求される、馴れ合い社会の住民である。どうしようもない状況における、どうしようもない妥協、それによって失われた理論と、鈍った感性が伝わってくる。もはや理由も問われない、習慣と伝統的価値観に満ちた、変化のない毎日と、あるいは異なる人間に対してさえも、同じ反応の返ってくる社会生活。